北朝鮮社会が震撼「医大の性奴隷」事件で死屍累々

(参考記事:金正恩が処刑…平壌医大「性的虐待」鬼畜グループと、ある母親の戦い

もっとも読まれている記事:北朝鮮の15歳少女「見せしめ強制体験」の生々しい場面
今月1日、中央党(朝鮮労働党中央委員会)の組織指導部は、イルクン(幹部)全体を対象にした緊急講習会を開催した。

一堂に会したイルクンの面前で、突如として「ショー」が始まった。中央党の信訴処理部長のリ氏(50代中盤)、信訴請願課の課長、第2受付担当の第1部の部長ら4人に対する猛烈な「吊し上げ批判」だ。

以前から知り合いだった加害者の親から頼まれ、被害者の母親の信訴を握りつぶしていた件に対して、組織指導部は「党と革命大衆の一心団結の根幹を揺らがす実例」と指摘。

4日後に処刑

さらに、「人民大衆の声を黙殺した罪は、党の唯一指導体系を破壊し、唯一指導体制を蝕む恐ろしい思想の毒素」であるとして、4人と家族に対して、更迭、平壌からの追放、そして北朝鮮最大の塩田である平安南道(ピョンアンナムド)の広梁湾(クァンリャンワン)製塩所のヒラ労働者に身分を落とす革命化(下放)の処分が下された。