北朝鮮社会が震撼「医大の性奴隷」事件で死屍累々

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組織指導部は、「反党の道に落ちた者どもの末路がいかなるものか、目に焼き付けておくがいい」と宣言したという。

時代劇のお白州さながらの場面に、その場の空気は凍りついた。だが実は、このようなやり方は北朝鮮の常套手段だ。

金正恩氏の叔父にあたる張成沢(チャン・ソンテク)氏も、2013年12月8日、平壌で開かれた朝鮮労働党政治局の「拡大会議」の最中、名指しで「反党・反革命分子」と批判された。その場で逮捕・連行された張氏は、4日後に軍事裁判にかけられ処刑された。このようなやり方で幹部が粛清された例は枚挙にいとまがない。

金正恩の妹が「改善」

恐怖を煽ると同時に、衆人環視の中で徹底的に辱めて見せしめにするもので、たとえ生き長らえ、処分が解かれて平壌に戻ったとしても、一度顔に塗られた泥はそう簡単に洗い流せるものではないだろう。(参考記事:北朝鮮軍「処刑幹部」連行の生々しい場面