金正日の「女性に対する特別な趣向」見せた大紅湍事件
黒いサングラスに「狩人帽子」を深くかぶった金正日氏が、急に怒鳴り散らした。周囲で待機していた随行員と護衛総局の職員は、金正日氏のいきなりの怒声にざわめいた。しかし、金正日氏の声は続く。
「お前は、どこで働いていた奴だ?」
大声を出す金正日氏の前で、キム・ジョンスル組織書記は、わけも分からずぶるぶると震え、かぼそい声で答えた。
「はい…人民軍の軍官(将校)をしている途中に除隊して、すぐに軍の組職書記に配置されてきました」
「以前はどこにいたのか」
「… … …」
「その前は」(金正日)
「… … …」
「その前は」(金正日)
「将軍様ヘア」に激怒
大声を出した金正日氏は、のどが痛くなったのか、部下たちを振り向いてこう言い放った。