「妹じゃなきゃ処刑だ」金与正軍団の傍若無人に冷たい視線

北朝鮮には最近、「金与正(キム・ヨジョン)軍団」と呼ばれる集団がいるという。名前の由来はもちろん、金正恩総書記の妹、金与正朝鮮労働党副部長のことだ。この集団は、彼女の威光の下で傍若無人に振舞っているとされるが、その正体はどのようなものなのか。

北朝鮮の労働現場の映像を見ていると、日本の選挙カーのようなスピーカーを積んだワゴン車から、威勢のいい声で何かを叫びつつけている一団をよく見かける。「扇動隊」と呼ばれているものだ。正式には「機動芸術宣伝隊」と呼ばれ、1961年に故金日成主席の指示に基づいて発足した。

工場、企業所、農場、建設現場を周り、朝鮮労働党の政策を宣伝し、歌って踊って労働意欲を高めるのが目的で、優秀な隊には賞が与えられる。どんな効果があるのか甚だ疑問だが、今でも各地で続けられている。

規模拡大に「血道」

しかし、その軍団を見る世間の目は冷ややかなものだ。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。