金正恩が幹部を「即決処刑」、現場で起きた一部始終
つまり、金正恩氏が「生きている資格はない」と言ったことが、実質的な処刑命令だったわけだ。ちなみに同氏は、これでも気が済まなかったのか、この視察時の動画を公開し、国民に自らの怒りの激しさを見せつけている。
死刑そのものの正当性が問われている現在の国際的な潮流の中で、このような行為が正当化される余地はまったくない。
女性15人が崩れ落ちた「残酷ショー」
一方、金正恩氏はこのような絶対権力を利用して、ある種の「ショー」を演出し、国民の忠誠心を呼び起こそうとすることもある。
2013年には北部・両江道(リャンガンド)の恵山(ヘサン)では、公開裁判に引き出された15人の女性らに、こんな出来事が起きた。容疑は薬物関連や人身売買など、重罰の対象となるもので、処刑されることも珍しくない。
