金正恩が幹部を「即決処刑」、現場で起きた一部始終
上述の会議で批判された、慈江道(チャガンド)の雩時(ウシ)郡の農業観察機関が農民に対して乱暴な行為を働いた事件では、農業監察員や安全部長(警察署長)ら10人余りが、公開処刑されたという。金正恩総書記が会議で直接、「許しがたい特大型の犯罪事件」であると断罪したからだ。
(参考記事:北朝鮮の15歳少女「見せしめ強制体験」の生々しい場面)温泉郡でも、同様に血の雨が降ることになることを、地域住民も幹部も恐れているのだろう。
咸鏡南道(ハムギョンナムド)のデイリーNK内部情報筋は、このニュースを聞いた咸興(ハムン)市民が、処刑された幹部に同情していると伝えた。
「正直言って、わが国(北朝鮮)で幹部が酒の接待を受けるのはあまりにも普通のことなので、なぜこれが特大事件扱いされるのか。見せしめとして幹部に警告を与えようとしたのだろうが、引っかかった人だけが可哀想だ」(咸興市民)
