「中国人よ、早く来い」金正恩“作りすぎ観光ホテル”が待っている
一方、中国にとって観光は別の意味を持つ。
国連制裁の対象となりにくい観光事業は、中国が北朝鮮への影響力を行使するための便利な手段になり得る。査証発給や団体旅行の認可を調整すれば、平壌に流れ込む外貨の量を事実上コントロールできるからだ。
軍事支援のように露骨ではなく、人道支援ほど一方的でもない。「観光客」という名のソフトパワーは、北京にとって対北外交の重要なカードとなる。
(参考記事:「観光客呼びたい」「内部は見せるな」矛盾だらけの金正恩式ビジネス)金正恩政権は「自力更生」を繰り返し訴えてきた。しかし、元山の海辺に建ち並ぶホテルも、三池淵の新しい宿泊施設群も、その将来は北京の判断に左右される可能性が高い。