出産奨励する北朝鮮で「妊娠検査薬」が大人気

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消息筋は「産婦人科で妊娠の確認をするためには最初に婚姻関係を確認してから内診を行う。未婚女性、独身女性が病院で妊娠検査をするのは非常識なことで、社会的に『不良な女性』というイメージがある。

妊娠が早期に確認できれば安全な『人工流産(堕胎手術)』が可能だが、時期を逃し6、7か月が経過後に胎児を人工流産させると妊婦も危険。今では若い女性の間で『妊娠時期、養育は女性の選択』という認識が強くなっている。

結婚した女性の場合も『出産すると市場に乗り遅れる』と話すほど、貧富の差が生じるため、現金をある程度集めるまでは妊娠を遅らせる場合が多い」と話した。

出産奨励政策を講じている北朝鮮で、避妊と堕胎は違法である。

そのため北朝鮮当局の監視を避け、産婦人科医が個人宅に出向き堕胎手術を行い金を稼いでいるという。