出産奨励する北朝鮮で「妊娠検査薬」が大人気

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消息筋によると、堕胎手術の値段は妊娠8週の場合、北朝鮮ウォンで2万~2万5000ウォン、24週だと4万~5万ウォン、32週だと7万~8万ウォン程度。

「妊娠検査薬は経済的。中国製の物は20日後に検査しても結果がはっきりと出て来ないが、韓国製は14日後に検査しても妊娠有無を正確に判断することが出来るため、人気がある」と消息筋は追加説明した。

中国製の妊娠検査薬は40~50元、韓国製は80~100元と値段の差があるが、韓国製は質も良く信頼できるため、産婦人科医は密輸業者に韓国製を依頼し、闇市場で販売しているという。妊娠検査薬を倍の値段で売っても売れるため、価格は上がる一方だ。

女性たちの妊娠検査薬に対する反応は二分される。消息筋は「妊娠検査機を文明として受け入れる女性がいる一方、性解放という悪いイメージで受け入れる女性もいる」と話した。

北朝鮮は最近、10人目を出産した多産の女性に「母性英雄」称号を授与。出産を積極的に奨励している。