実はミサイルより「ドロボー」で忙しい金正恩氏の「腹ペコ軍隊」

国境を流れる鴨緑江を挟み、北朝鮮の両江道(リャンガンド)と向かい合う吉林省の長白朝鮮族自治県。現地の住民によると、県の中心から北東に10〜15キロのところにある二十道溝村、二十一道溝村の村民が自警団を結成したという。

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これらの村では昨年冬にも自警団が結成されたが、氷が溶けて川を渡るのが難しくなり、犯行が減ったため解散となっていた。ところが、越冬用の食糧が底をつく春窮期を迎えた頃から再び犯罪が増えたため、再結成となった。