「街は生気を失い、人々はゾンビのように徘徊した」…北朝鮮「大量餓死」の記憶

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「こんなに無残に銃殺するなんて!生産を増やして偉大なる将軍様(金正日氏)に喜びを差し上げようという思いで幹部たちはトウモロコシを持ってきたのに、方法が間違っていたら処罰すべきとはいえ、銃殺までするのはあまりにもひどいです。労働者を食べさせるためにやったことで私腹を肥やすためのものではなかったのに…」

いきなり保衛指令部の人間が彼女を捕まえて引きずり倒し、足蹴にしてさるぐつわをかませた。死刑囚が縛りつけられていた柱のところまで彼女を引きずって行き、事切れた死刑囚の遺体を足で蹴ってどかせ柱に彼女を縛りつけた。

バラバラの遺体が散乱

先ほど判決文を読み上げた男が「我が国の社会主義独裁体制に従わない者は即時処刑する。よく見ておけ」と言った途端、彼女に9発の銃弾が撃ち込まれた。わずか数分の間に起きたあまりにも恐ろしい光景に、住民たちは一言も発することができなかった。