【目撃談】北朝鮮ミサイル工場「1000人死亡」爆発事故の阿鼻叫喚
通常、ミサイル製造は第7総局傘下の工場が行うが、1990年代初頭には26号工場においてもスカッド、火星1、火星2、様々な種類の地対空ミサイルやロケット砲弾を製造していた。
1000人以上がこの工場で働き、父から子、子から孫に引き継がれる巨大な「エンジニア王国」の様相を呈していた。多くの技術者が勲章をもらっていたが、中には最高勲章の金日成勲章を持つ人もいた。
在日組織の幹部が訪問
また、工場は独自の研究所を持っていた。1989年、保衛部はピョ・イリョンという女性研究者をスパイ行為で逮捕した。保衛部によると、彼女は西ドイツを訪れた際にアメリカの諜報機関から軍事機密を提供するようにカネを握らされたというスパイ容疑がかけられた。