「金正恩は、中で殺している」北朝鮮の処刑方法に変化

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2017年に脱北した40代男性は、金正恩政権になってから公開処刑そのものは減少したが、今では「中で殺すようになった」と述べ、非公開処刑が増加していると証言した。これは2016年に金正恩氏が「公開処刑を禁止する」との指示を下したことによるものと思われる。

平安南道(ピョンアンナムド)の内部情報筋によると、当時、人民保安省(警察庁)など全国の司法機関に「公開処刑を禁止することについて」という金正恩氏の指示文が伝えられたという。これには「群衆を集めて死刑を行う『群衆審判』『公開銃殺』を禁じる」という内容が書かれていた。銃殺そのものを禁止せよというものではなく、非公開で処理せよという意味だ。(参考記事:謎に包まれた北朝鮮「公開処刑」の実態…元執行人が証言「死刑囚は鬼の形相で息絶えた」

公開処刑禁止の理由について、情報筋は次のように説明した。