北朝鮮女性を苦しめる「書類整理」と呼ばれる性虐待行為

米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は昨年3月、両江道(リャンガンド)の内部情報筋の話として、北朝鮮当局は2013年から、軍隊経験があるか大学を卒業した女性に限り幹部への登用を認めるようになったと伝えた。大学に進学できるのが、ある程度は家庭環境に恵まれた子どもたちであることを考えれば、その他の少女たちは、ほぼ義務的に兵役に就かなければならない。

そして、軍隊という閉ざされた集団生活の中で、女性に対する人権侵害は加速する。

北朝鮮の軍内では、「マダラス」や「書類整理」などと呼ばれる性的虐待が横行している。たとえば「書類整理」について、軍出身のある脱北女性は、韓国のNGOである北朝鮮人権情報センターの調査に対し、次のように証言している。