北朝鮮のカジノホテル、中国からの抗議で工事中断
「自国民のギャンブルに頭を痛めている中国政府の立場からすると、丹東から川さえ渡ればすぐのところにカジノを作られるのは認めがたいことだろう。毎年、中国人が天文学的なカネを海外でのギャンブルで無駄にしていることを考えると、中国政府が問題視するのは当然のこと」(情報筋)
北朝鮮のカジノと言えば、エンペラーホテルが知られている。これは、香港のエンペラーグループが2000年7月に、北朝鮮北東部の羅先(ラソン)経済特区にオープンさせたものだ。ところが、ここに中国の高官が入り浸っていることが大問題となった。