「もしかしたら人権侵害かも…」庶民の逆襲を恐れるようになった北朝鮮の警察官
金正恩党委員長は2017年、「職権を乱用して金儲けをするな、住民に対する暴行、拷問などの人権侵害をやめよ」との指示を下したと伝えられている。これがきっかけで、権力者の人権侵害に多少ながら歯止めがかかるようになったもようだ。
(参考記事:金正恩氏が自分は棚に上げて秘密警察に「人権侵害やめろ」と指示か)傍若無人の限りを尽くしてきた保安員だが、「市場や通りで保安員が取り締まりやワイロの要求をすれば、公然と歯向かう人が増えた」(脱北者)という状況では、思うようにできなくなった。