北朝鮮を手玉に取った「100歳老人」の痛快エピソード
しかし、100歳を迎えてなお、健康に生活している高齢者のインタビューならば、人々の関心を引くのに十分な素材だ。テレビ局は現地の朝鮮労働党組織と行政機関、そして本人及び家族と十分な打ち合わせを行い、老人の自宅で取材に臨んだという。
「ところが、いざインタビューを始めて見ると、老人はいつまで経っても『ご配慮』云々を口にしない。記者や家族が何度、『長生きできた理由は?』と水を向けてみても、耳が遠くてよく聞き取れないしぐさを見せつつ『子どもの頃から体が強かった』『歯が丈夫で食べ物をよく噛んでいる』などの言葉を繰り返したらしい」(情報筋)