金正恩氏の留守中に「うっかりミス」した軍将校の最悪な運命

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空軍司令部は、飛行場の状態の把握を行い、最悪の場合には装備を平安北道(ピョンアンブクト)の价川(ケチョン)飛行場に退避させるよう指示した。

徳山航空司令部責任イルクン(幹部)は、火災発生直後に現場に到着し原因の把握に当たった。平壌郊外の中和(チュンファ)にある朝鮮人民軍空軍司令部の責任イルクン(幹部)、総参謀部作戦局、訓練局など関係部署の指揮官も、空軍のヘリコプター2機に分乗して現場に急行した。

近年の朝鮮人民軍においては、このような極めて迅速な対応自体が異例のものだとされる。金正恩氏が国を留守にしている間、軍がいかに緊張感を持っていたかを示すものと言えよう。

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