「賠償を受ける権利、絶対にあきらめない」北朝鮮が日本に宣言

それが滞ってきた理由は、大きく3つある。まず日本人拉致問題があり、次に核開発問題がある。そして、過去清算と結び付けられることは少ないものの、もうひとつの重要な問題として北朝鮮国内における人権侵害がある。

過去の清算とは、被害を受けた人々や、場合によってその子孫に対して行われるべきものだ。過去の清算のために使われるカネが、当該国の国民を虐げる体制の延命に利用されてはならない。

日本政府は、こうした立場を明らかにしていない。それもそうだろう。ストレートにズバリと言ってしまえば、金正恩体制との国交正常化は現実的に「あり得ない」との結論に至ってしまい、日本人拉致問題を巡る交渉も何もできなくなってしまう。