制裁で苦境の北朝鮮を支える「美人ウェイトレス」バイト大作戦

さらにレストラン経営者は、中国の法定労働時間(1日8時間以下)、残業時間(通常は1日1時間、特別な事情があった場合でも3時間以下)、最低賃金(丹東市では1420元、約2万4000円)を守らなくても罰せられない可能性がある。

実際、中国のレストランで働く北朝鮮の女子大生らは、朝9時から夜9時半までの長時間労働を強いられているが、給料はほとんどもらえないという。賃金は学生ではなく北朝鮮当局の責任者に手渡される。彼女らは、期間満了後にわずかばかりの外貨を受け取るだけだ。

ロシア国内での状況も、これとよく似たケースであると考えられる。ロシア政府がこの状況を知っていて目をつぶっているのか、あるいは気づいていないだけなのかは不明だ。しかし、近くウラジオストクでプーチン大統領と金正恩党委員長の会談が行われるとの情報も流れる中、ロシア当局が強い姿勢で取り締まりを行うとは考えられない。