世界で最も過激な「BTSファン」は北朝鮮にいた
BTSなどのK-POPアーティストがなぜここまで人気なのか。それは、韓流ドラマや映画のように「面白すぎて中毒性が高い」ということだけでは説明できない。
(参考記事:亡命した北朝鮮外交官、「ドラゴンボール」ファンの次男を待っていた「地獄」)その名称に「10代、20代が社会的偏見や抑圧にさらされることを防ぎ、堂々と自分たちの音楽と価値を守り抜く」という意味が込められた防弾少年団は、アジア系のアーティストが避けがちな社会的、政治的メッセージを前面に押し出している。今年9月の国連総会では、「ラブ・マイセルフ」、つまり自分を愛することの大切さを訴えた。