「前科者から英雄が出た」反権力殺人に喝さい送る北朝鮮国民
米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が平安南道(ピョンアンナムド)の情報筋の話しとして伝えたところによると、「今年4月、介川(ケチョン)の労働鍛練隊で受刑者に日頃から暴行を働いていた40代の男性指導員が、真夜中の帰宅途中に殺害された」という。指導員はバイクに乗って家に向かう途中、道端に隠れていた1人の青年が振り回した凶器に頭を強打され、その場で死亡したとのことだ。青年はこの労働鍛練隊の元受刑者で、指導員に相当な怨みを抱いていたとのことだ。
北朝鮮では、こうした報復殺人が横行している。
(参考記事:濡れ衣の女性に性暴行も…悪徳警察官「報復殺人」で70人死亡)