若い女性を「ニオイ拷問」で死なせる北朝鮮刑務所の実態

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北朝鮮北部の咸鏡北道(ハムギョンブクト)にある全巨里(チョンゴリ)教化所(刑務所)は、北朝鮮の拘禁施設の中でも虐待の横行に関する情報が広く知られている所だ。特に、中朝国境地帯と近いことから、脱北を試みて逮捕された人が多く収容されている。近年では女性の収容施設が拡張されており、口では説明できないような虐待が行われている。

この施設の中では相変わらず、虐待による犠牲者が続出しているもようだ。

咸鏡北道の情報筋は1日、デイリーNKの電話取材に対し、「教化所の受刑者の日程は、日中は伐採に行って、夜はかつらを作り、睡眠時間は5時間でされている。文字通りの労働搾取が堂々と行われている」と伝えた。

「牛車」を引いて…

情報筋はまた、「その中でも深刻なのは、山林での伐採労働だ」とし、次のように説明した。