「人であることをあきらめる」ほど凄惨な北朝鮮の鳩拷問
市民連合は3月に、1993年から2005年までの間に、政治犯収容所、教化所、集結所、労働鍛錬隊、コチェビ収容所などに収監された経験を持ち、2000年から2005年までの間に脱北した10代、20代の男女20人を対象に、7ヶ月間にわたる詳細な調査を行い、北朝鮮の拷問の実態に関する報告書「拷問の共和国、北朝鮮」を発行した。
報告書は拷問の実態の改善に向けた北朝鮮の努力と、中国の脱北者強制送還の中止、韓国政府と国際社会の介入などを促す目的で発行され、国連のウィティット・ムンタボーン北朝鮮人権特別報告官にも伝達された。
市民連合は、今後2年毎に改訂版を発行し、北朝鮮の拷問の実態を積極的に知らせることにしている。