激しい拷問に耐え続けた北朝鮮「レザーの女王」の壮絶な姿
ニセモノ生産に複数の科学者や研究者が関わっていることを把握した社会安全省は、技術を伝授した者の名前を吐けと拷問にかけたが、オさんは口をつぐんだままだという。
オさんは逮捕される際、「国が頭を使わず、怠け者の幹部を置いて、国の経済を自分のうちの家計のように考えないから、個人より技術が遅れているのだ」「私を殺したところで、私の革製品加工技術は絶対に持っていけない」などと叫び、安全員(警察官)を決して恐れなかったという。
オさんに対していかなる処分が下されたか、情報筋は触れていないが、法施行当初に「見せしめ」となる人物を選び厳罰に処すのが北朝鮮のやり方だ。