飢える北朝鮮「禁断の食肉マフィア」男女9人を公開処刑

「口蹄疫にかかって屠畜された牛は400頭ほどで、残りは牛ではなく、ヤギやヒツジ、ブタだったのに、裁判官は牛2100頭と水増しした上で公開処刑した。そもそも1つの郡で飼育している牛は合計で500頭ほどに過ぎない」と、情報筋は述べている。

さらに、「公開処刑を行うに当たっては、金正恩総書記を含む最高クラスの署名が必要と思われるのに、一体どんな報告が上がってあんなことが起きたのか」「事件の内幕が全国に広がって、住民の怒りが大きくなりつつある」と、今回の公開処刑を受けて、北朝鮮の世論が悪化していることを伝えた。

(参考記事:300人が青ざめた、金正恩「お嬢さま処刑」の見せしめショー

そもそも公開処刑は、江戸時代の「獄門」(さらし首)に相当するような、国民の恐怖を煽るという犯罪を抑制するという極めて前近代的なやり方だ。北朝鮮も国際社会の批判の高まりを受け、一時は中止していた。かつてなら効果があったかもしれないが、国民の権利意識の高まる今の北朝鮮では、もはや逆効果しか生まないのかもしれない。法意識を巡り、国と国民の間で乖離が高まりつつあるのだ。