朴槿恵大統領を食い物にし続けた「怪しい宗教家」の父と娘
聯合ニュースは、韓国駐在のウィリアム・スタントン米国公使が2007年7月20日に本国に送った電文の内容を、ウィキリークスの暴露内容を元に報じている。
それは「ハンナラ党(現セヌリ党)の大統領候補の朴槿恵氏は、韓国のラスプーチンと呼ばれる崔太敏という牧師と35年前からの関係について、他の候補から説明を求められている」「崔太敏氏は、人格形成紀の朴槿恵氏を心身ともに支配し、崔氏の子どもたちはその結果莫大な富を蓄積したと噂されている」などと、朴槿恵氏と崔氏一家との関係に懸念を示すものだった。
一方、朝鮮日報によると、同じ年にあったハンナラ党の大統領候補の選定過程で、李明博候補(当時)陣営から「朴槿恵氏が大統領になれば、崔太敏氏一族が国を支配するのではないか」との声が上がっていた。
「邪教に騙された」
朴槿恵氏と崔氏一家との関係に対して、韓国の政界からは与野党問わず批判や懸念の声が上がっている。