朴槿恵大統領を食い物にし続けた「怪しい宗教家」の父と娘

もっとも読まれている記事:北朝鮮の15歳少女「見せしめ強制体験」の生々しい場面
野党国民の党の朴智元(パク・チウォン)非常対策委員長は「朴槿恵大統領は崔太敏氏、順実氏親子の邪教に騙され、こんなこと(機密文書流出)をしたとしか思えない」と批判した。

与党セヌリ党の鄭斗源(チョン・ドゥウォン)前議員は、京郷新聞とのインタビューで朴槿恵大統領と崔順実氏との関係を「呪術的、シャーマニズム的」「朴槿恵大統領にとって、実の姉の朴槿姈氏、弟の朴志晩氏よりも、崔順実氏こそが家族」と語っている。

韓国では、宗教がらみの不祥事、スキャンダル、事故が後を絶たないが、今回のスキャンダルは、セウォル号沈没事故と並び、史上最大級と言えよう。

高校生ら295人を死に追いやった旅客船のセウォル号のオーナー、兪炳彦(ユ・ビョンオン)氏は救援派と呼ばれるキリスト教系新興宗教の教祖だった。