ポーランドはなぜ韓国製潜水艦に背を向けたのか
2022年に契約したFA-50軽攻撃機の改良型「FA-50PL」は、納入スケジュールの遅れが指摘されており、「納期を守るK防衛産業」という評価に揺らぎが生じているとの指摘がある。
(参考記事:韓国のカナダ潜水艦受注に暗雲…独が国家戦略で先行、ポーランドに続き敗退か)
ポーランドの財政環境が改善したことも影響した。EUの安全保障基金を活用できるようになり、かつてのように「金融支援と即納」を武器にした韓国方式の魅力は相対的に低下した。
今回の敗北は、韓国防衛産業にとって戦略の転換を迫る出来事といえる。性能や価格だけでなく、同盟関係、産業・技術協力、政治的信頼を含めた包括的な提案が不可欠な時代に入った。ポーランドが示した選択は、今後進むカナダ潜水艦事業など、他国案件にも影響を与える可能性がある。K防衛産業が先進国市場で生き残るためには、根本的な戦略の再構築が避けられない。
