金正恩が幹部を「即決処刑」、現場で起きた一部始終

北朝鮮の人権問題のうちでも深刻なもののひとつが、適正な手続きを経ない超法規的な処刑だ。死刑そのものの是非は別としても、北朝鮮ではたとえ正式な裁判にかけられたとしても、被告が十分な自己防衛をできるわけではない。それに加え、法を超越した存在である独裁者は、どのような命令を下すこともできる。

脱北者で東亜日報記者のチュ・ソンハ氏は自身のブログで、金正恩氏がいかに処刑命令を下すかを、北朝鮮内部から得た目撃情報として伝えている。

巨漢の兵士たちが…

金正恩氏は2015年8月にスッポン養殖工場を視察した際、現場の管理不備に激怒し、その場で支配人の処刑を命じた。同工場では電気が供給されず揚水ポンプが止まり、飼料も供給されなかったため、スッポンの幼体がほとんど死んでしまったという。