「男たちは私を拷問し、ペンチで無理やり歯を抜いた」脱北女性が証言

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娘が死んだものだと思っていた母が嬉しさのあまり、収容所中に娘との再会を触れ回ったために「保衛部(秘密警察)の耳に入り、母がひどい暴力を振るわれた」というのだ。

パクさんにもすぐに保衛部に捕まった。いくら解除民であるとはいえ、無断で外出したパクさんは重罪を免れない。数年前、解除民であったパクさんの姉も無断で外出したことがあった。

当時、わずか数日の外出だったにも関わらず、姉は北倉から遠くない順川で逮捕され18号収容所に送還されてきた。そして収容所内にある「無報酬教化所」と呼ばれる強制労働キャンプに送られ、半死半生になるまで働かされたのだった。