北朝鮮イマドキ10代の「おしゃれ闘争」… 「国が配給する制服はダサくて恥ずかしい」
北朝鮮の制服について
この「贈り物」は1980年代末までに3年ごとに実施されたが、1990年代の苦難の行軍の頃からは経済難により中断された。ところが、2007年の金正日氏65回目の誕生日からは、制服は「有償配給」になる。
これも、3年ごとで1着5000ウォン(現在のコメ価格1キロ分)だった。しかし、国家から配給される学生服は生地の質が悪く、学生たちからは不評を買った。
これに目を付けた商人たちが、市場で「学生服に似せた服」の販売をはじめると瞬く間に広まり、7割以上の学生が市場で「制服」を購入するようになった。
北朝鮮当局の制服が市場の制服に負けた格好だが、当局も学校側もこの流れを食い止めることができなかった。
「ジーンズを脱がされ…」
ー国や学校から配給される制服を着なければ学校で怒られるんじゃないの?