家を捨て、山の中で隠れ住む北朝鮮国民が増加
しかし最近の傾向は、飢えから逃れるためではなく、市場経済化の波に乗り遅れ、種銭がなく商売もできない人々や、当局から勤労動員、各種支援金の負担を強いられることを嫌った人々が、山に逃げ込むことが多いと情報筋は説明した。
支援金とは、建設事業や政治的行事の費用を事実上の税金として住民から取り立てるもので、庶民にとって非常に重い負担となっている。
(参考記事:金正恩氏の無茶な要求に「登校拒否」で抵抗する北朝鮮の子供たち)北朝鮮の国土に占める山地の割合は、約8割に達する(日本や韓国は6割前後)。