朝鮮民主主義人民共和国における人権に関する国連調査委員会の報告(本文)

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19 北朝鮮が訪問できないこと以外に、調査委員会が直面した調査上の最大の課題は、証人が報復を恐れることにあった。国外居住者で証人となる可能性のある者の大半は、秘密裡に証言することさえ恐れた。なぜなら,彼らは家族の安全について危惧しており、また、自分達の行動が未だに当局から密かに監視され続けていると考えていたからである。

20 調査委員会は、被害者及び証人の保護に特別の注意を払った。被害者、証人及びその他の協力者を保護する第一義的な責任は、居住国及び国籍国にあることを想起する。

それゆえ、調査委員会は各加盟国が、必要に応じて追加的保護措置を講じるよう促す。