脱北者に対する拷問・性的暴行・乳児殺しの実態

  • ジ・ヘオン A さんは、送還のあと拘留されている期間の初期に、他の送還された女性に強制堕胎や乳児殺しが行われたのを目撃した。そして彼女自身も3度目の送還の後、拘留中に強制堕胎させられた。ソウル公聴会で、彼女は、調査委員会のまえで証言した。「私は妊娠していることを見つけられました。その時、3ヶ月でした。私は妊娠していることにとても驚きました。そして私は1999年に刑務所で赤ん坊が生まれた時のことを思い出しました。私は同じことがおこなわれると思っていました。[赤ん坊が乳児殺しに遭うのを見なければならないと]しかし、彼らは堕胎をすると言いました。堕胎の意味することは、私に注射をするのではなく、私をテーブルに横たわらせ、すぐに手術をしたのです。大量出血していました。まっすぐに立つことができませんでした。」
もっとも読まれている記事:北朝鮮の15歳少女「見せしめ強制体験」の生々しい場面
ジさんは、テーブルに抑えつけられている間、誰かによって子宮から胎児を力ずくで物理的に排出されたのだった。出血はおびただしい量だったので内部の損傷が心配される。そのあと、彼女はすぐに、刑務所(教化所)に送られた。彼女は出血がひどかったので、責任者は教化所から解放することを決めた。

  • 別の証人は委員会に、彼女は妊娠していたので、強制堕胎をされるだろうとわかっていたと話した。しかしながら、彼女は妊娠8ヶ月だった彼女と同じ部屋の仲間が経験したような手続きが取られると思っていた。その仲間は陣痛を起こす注射をされた。そして、赤ん坊が生まれた時、顔を押しつけて、窒息死させた。しかし、証人は麻酔なしで、ある女性が手と錆びついた器具を使って、強制堕胎をさせられた。

証人は施術の間、痛みで叫んだが、叫ぶのをやめるよう言われた。そのあと、辺り一面の血とバケツの中の堕胎された胎児を見た。この後、彼女は不妊になった。強制堕胎したその日に、彼女は腰の痛みや腹痛があるにも関わらす、仕事をさせられた。彼女は収容所(尋問拘留所)に3ヶ月いて、その後、罪をさらに決めるため、故郷の町へ移された。

目次に戻る