北朝鮮で「日本製の便器」が人気を呼ぶ独特の理由

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「日本製は耐久性が高くデザインも高級、不安定な電圧でも故障しない。平壌の人たちが考える一番のメリットは電気使用量が目に見えて少ない点だ」(情報筋)

幾分改善としたとは言え、電力供給は未だ不安定な状態でソーラーパネル発電機に頼らざるを得ないが、発電量が充分とは言えないため省エネは欠かせない。そこに加えて昨年から平壌市に適用されている電気代の累進制で、経済的負担が大きくなったことも大きい。

かつての北朝鮮では、電気代はいくら使っても1円に満たない激安料金だったが、昨年あたりから電気メーターの設置を進め、使用量に合わせて支払う仕組みに移行しつつある。それに伴い、電気代は290倍から2900倍の大幅値上げとなった。富裕層といえども、電気代は気になるようだ。