「差し出がましく振る舞うな」金正恩氏が文在寅氏に上から目線
北朝鮮が現在置かれた状況が深刻なものであっても、金正恩氏は韓国に対する心理戦を行うことを忘れていないようだ。北朝鮮は最近、南北交流に対して露骨に消極的な態度を示している。経済協力が進まないことへの不満の表明に違いないが、南北関係でしか国内の支持率を稼げない文在寅政権にはキツイ状況だ。
仮にここで、金正恩氏が「経済協力はとりあえず待とう。交流から進めよう」と言ったらどうなるか。文在寅政権は金正恩氏に頭が上がらず、いっそう「北の代弁者」と化していくのではないだろうか。