金正恩と大阪を結ぶ奇しき血脈(2)偶像化に立ちはだかる実母「高ヨンヒ」

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60年代初頭といえば、帰国運動が真っ盛りだった時期だ。高ギョンテクも、貧しい日本の生活から逃れ、社会主義祖国への希望を抱いて新天地・北朝鮮へ帰国したのかと思いきや、真相は意外な理由だった。

【法務省管警第●●●号(1962.10.13) 第99次帰還船乗船予定 被退去強制者の護送について高景沢(1913年8月14日生まれ)退去強制】

高ギョンテクを知る当時の関係者の話によると、彼は「密航船」を運営していたが、それが発覚して逮捕される。そして、違法な金儲けを行った犯で退去強制の命を受けた。しかし、それだけでは終わらない。

日本への「凱旋帰国」

彼には、正妻のほか4人の愛人がおり、十数人もの子供がいた。この複雑な女性関係に悩んだ高ギョンテクは、女性関係を精算するために北朝鮮への帰国を選び、最も若い高ヨンヒの実母(李孟仁)と、彼女との間にできた3人兄妹を連れて北朝鮮へ発った。