金正恩の「突撃隊」が機能マヒ…若者ら「生活の方が大事」

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かつての北朝鮮では、国が国民に住宅、食糧、生活必需品、教育、医療を無料または安価で提供する代わりに、すべての国民は建設工事からドブさらいに至るまで、様々な動員に無料で応じる形となっていた。

ところが、1990年代後半の大飢饉「苦難の行軍」に前後して、配給や無償医療などの制度は崩壊してしまい、人々は自分の手でカネを稼いで生きていくことを強いられるようになった。その一方で、旧来からの動員はそのまま残っていた。

それでもなんとか動員システムが機能していたのは、国や最高指導者のために身を捧げたいという気持ちが多少なりともあったからだ。つまり、国営の「やりがい搾取」システムだ。

ところが、1980年代以降に生まれた「チャンマダン世代」と呼ばれる若者は、国や最高指導者に対する忠誠心が希薄で、国のことより自分の生活を充実させることを優先する。

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「いくら最高指導者同志(金正恩党委員長)が(三池淵の工事を)重要に考えていると言っても、生活のほうが大切だ」(情報筋)