勲章を売り払ってコメを買う北朝鮮「英雄」たちの生活苦

咸鏡南道(ハムギョンナムド)のデイリーNK内部情報筋は、端川(タンチョン)市の検徳(コムドク)鉱業連合企業所のマグネサイトを産出する龍陽(リョンヤン)鉱山で、第2坑長を勤め、「労力英雄」の称号と第1級国旗勲章まで授与された人が、生活苦に耐えかね、勲章を売り払っていたことが発覚し、大問題になっていると伝えた。

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国旗勲章とは、政治、経済、軍事など各分野で優れた功績を立てた個人や団体に授与されるもので、1級から3級までに分かれている。「共和国英雄」や「金日成勲章」には敵わないとはいえ、相当な社会的な名誉と言える。

この坑長は生産に寄与した功績を認められ勲章を受け取り、定年退職後は名誉坑長の称号も得られたが、もらえるものは1ヶ月に15日分の配給だけで、苦しい生活を送ってきた。

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そして遂には、20キロのコメと引き換えに、知人の50代のトンジュに国旗勲章を売り渡したという。コメ20キロは現在の市場価格で計算すると10万北朝鮮ウォン(約1300円)に過ぎない。