【写真】水着美女の「衝撃写真」も…金正恩氏を悩ませた対北ビラの効き目

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朝鮮戦争が休戦となった後も、南北は自国の体制の優越性を誇り、あるいは相手側の「ひどさ」を強調する「ビラ」を飛ばし合った。北朝鮮が韓国に経済力で勝っていた1960年代から70年代にかけて、自国は「民衆中心の国」であり「医療費も要らず公害のない民衆が住み良い社会」であると宣伝し、金日成主席の偉大さをアピールしたビラは、一部の韓国国民に対してそれなりの説得力を持ったかもしれない。

「偽夫婦のびん乱」

一方、脱北者団体・自由北韓運動連合が最近、北に向けて飛ばしたビラでは、北朝鮮の一般国民が決して知ることのできない金一族の「暗部」が暴露されている。

ビラは、金正恩党委員長には異母兄の金正男(キム・ジョンナム)氏がおり、同氏は「浮気者の金正日」が既婚者であるソン・ヘリム氏と不倫関係となって生まれたと説明。金正恩氏の母で日本生まれの高ヨンヒと金正日氏も正式な夫婦ではなく「不倫関係」だったとしている。

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金正恩氏は、父親の異性関係のだらしなさを嫌悪していたフシがある。それなのに、自身までが「不倫の子」だと指摘されたら、穏やかでいられないかもしれない。