【写真】水着美女の「衝撃写真」も…金正恩氏を悩ませた対北ビラの効き目

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北朝鮮の金正恩党委員長は、2017年12月23日の朝鮮労働党第5回細胞委員長大会で演説し、「非社会主義的現象の根絶」を訴えた。非社会主義現象とは、文字通り北朝鮮が標榜する社会主義の気風を乱すあらゆる行為を指す。

北朝鮮当局はそれ以来、非社会主義的行為の取り締まり――要するに風紀取り締まりに力を入れているのだが、そこには男女の「不倫行為」も含まれる。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が昨年9月に平安北道(ピョンアンブクト)の情報筋の話として伝えたところでは、現地では「あらゆる反社会主義、非社会主義的な行為を徹底して叩き潰そう」という当局主催の講演会が開かれ、次のような話が出たという。

「社会主義秩序をびん乱させているニセ夫婦どもの不倫行為を強力犯罪として集中取り締まりを行い、処罰する」

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つまり、金正恩氏は自らの主導で「不倫根絶」をうたっているわけだ。

「稀代の殺人鬼」

ビラはさらに、金正男氏が2017年2月、弟である金正恩氏が放った暗殺団により、マレーシアのクアラルンプール国際空港で殺害されたことを暴露。