「戦争になったら、どうせ死ぬ」ミサイル発射に冷淡な北朝鮮国民
だが、実際に食糧を備蓄したか検閲が行われることはなく、「今ではうやむやになったようで、上部からも指示がない」とこの住民は述べている。
指示を聞いた住民からは「核戦争が起きればすぐに死ぬのに、食料備蓄がなぜ必要なのか」と鼻で笑っていたという。
(参考記事:「北朝鮮「骨と皮だけの女性兵士」が走った禁断の行為)
「誰が責任取るのか」
同様の指示は情勢が緊張するたびに下されていたが、コロナ鎖国による深刻な食糧不足の最中で、そんな大量の食糧をどうやって調達すればいいのかわからない、非現実的で相変わらずの指示に、住民は呆れていると、現地の反応を伝えた。