拉致され「妻」として与えられた女性たち

もっとも読まれている記事:北朝鮮の15歳少女「見せしめ強制体験」の生々しい場面
➢  974
ルーマニア政府は、本委員会に対し、チャールズ・ジェンキンス氏の2006年の著作で北朝鮮におけるブンベアさんの生活について明確な証拠が提供されて以降、北朝鮮当局に対してブンベアさんに関する情報提供を要請したとしている。ルーマニア当局からの要請に対し、北朝鮮は、「現状では、ルーマニア人が拉致されたことを確認する証拠やこれを示唆するものは存在しない」と回答した。

➢  975: フランス人女性
本委員会は未確認のフランス人女性の拉致疑惑に関する情報を入手した。崔銀姫さんによれば、このフランス人女性は、フランスにおいて、アジアの富豪の跡継ぎと称する北朝鮮工作員と恋愛関係になり、そそのかされて北朝鮮に連れてこられた。この女性が平壌までその男性と旅行してきたのは明らかであるが、その後、この男性は、消息を絶った。彼女は、北朝鮮において、招待所に留め置かれた。金賢姫さんはこのフランス人女性を見たことがあるとされている。

ジェンキンス氏は、映画撮影中に共演したフランス人女性を見たことを記憶している。しかしながら、彼は、その女性が拉致されてきたのかどうかは知らない。