北朝鮮の最新版「飢えてでも買うべきマストアイテム」

もっとも読まれている記事:北朝鮮の15歳少女「見せしめ強制体験」の生々しい場面
電動自転車は、競争相手より少しでも速く商品を客に届けて儲けたいと考える若者から注目を集めている。また、スマートフォンは商品の価格情報を調べられるのみならず、送金にも使えるなど、非常に有用だからだ。

電動自転車は中国元で3000元(約4万7000円)から4000元(約6万3000円)で販売されている。コメ1キロが5000北朝鮮ウォン(約65円)で取り引きされているので、コメ900キロ分に相当する。FAOの資料によると、北朝鮮国民1人あたりの年間コメ消費量は59キロ。つまり、15人が1年間食べられるコメの量に匹敵する。

(参考記事:北朝鮮スマホ最新機種は「韓流拡散防止」装置付き

物欲にとらわれ革命精神を忘れた若者は当局にとって好ましい存在とは言えないが、ドラッグに手を出されるよりははるかにマシだろう。

(参考記事:コンドーム着用はゼロ…「売春」と「薬物」で破滅する北朝鮮の女性たち