北朝鮮、日本の漁民50人以上を殺害か…元工作員が証言
北朝鮮の元工作員が、海上における日本人の拉致に関する衝撃的な証言をした。北朝鮮による日本人拉致疑惑に関しては、いまだに明らかにされていない事案が存在していると見られているが、今回語られた海上における日本人拉致の証言は彼以外からは出ていない。 漁船ごと沈めた 今月17日、東京で日本・韓国・タイの北朝鮮による拉致被害者の家族が集まるシンポジウムが開かれた。主催は、北朝鮮反人道犯罪撤廃国際連帯(ICNK)、韓国の対北朝鮮放送協会と北朝鮮民主化ネットワーク。シンポジウムでは、元偵察局 ...
【動画】キム・ハンソル氏を名乗る人物が動画を公開
マレーシアで殺害された北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏の息子であるキム・ハンソル氏を名乗る人物が、Youtubeに動画を投稿した。 今のところ、キム・ハンソル氏本人かどうかの確認は取れていないが、韓国の朝鮮日報は、韓国情報当局の話として、動画の人物がキム・ハンソル氏だと伝えている。 私の父親は… 動画で、キム・ハンソル氏を名乗る人物は「私は北朝鮮から来たキム・ハンソルだ。金氏一家の一員だ」と述べた上で、北朝鮮のパスポートを提示した。 パスポートにはモザイクがかけられている ...
金正男氏を死に追いやった「暴露スクープ」の中身
北朝鮮の故金正日総書記の長男・金正男(キム・ジョンナム)氏が13日、マレーシアで殺害された。突然の事件にも関わらず、韓国メディアは異例の早さで対応。死因も犯人の招待も明らかになっていない状況のなか、さっそく北朝鮮の偵察総局による「暗殺」と半ば断定した上での強い論調が目立つ。偵察総局とは、北朝鮮によるテロやサイバー攻撃を総括する機関で、2009年に党と軍の特殊作戦組織を統合して設立された。 (参考記事:「喜び組」を暴露され激怒 「身内殺し」に手を染めた北朝鮮の独裁者) 大方の見 ...
「喜び組」を暴露され激怒 「身内殺し」に手を染めた北朝鮮の独裁者
北朝鮮の故金正日総書記の長男、すなわち金正恩党委員長の異母兄である金正男(キム・ジョンナム)氏が暗殺されたとの情報に、各方面が衝撃を受けている。そして、奇しくも今日からちょうど20年前の1997年2月15日、韓国・ソウル市郊外のアパートで、ひとりの男性が凶弾に倒れた。男性の名前は李韓永(イ・ハニョン)。1960年に平壌で生まれた李氏は、正日氏の2番目の妻ソン・ヘリム氏の姉であるソン・ヘラン氏の息子だった。 正恩氏の私生活も 韓国当局は李氏が射殺された事件を、北朝鮮の南派工作員 ...
金正男氏が暗殺された?…韓国メディアが報道
北朝鮮の金正恩党委員長の異母兄弟である金正男氏が暗殺されたと、韓国の全国紙・朝鮮日報系のケーブルテレビ・TV朝鮮が14日、報じた。 複数の韓国政府関係者の話として「金正男氏がマレーシアで北朝鮮によって毒殺されたと見られる」と伝えた。 同テレビによると、金正男氏は13日の午前9時に、クアラルンプール空港で、2人の女性に毒針を刺されて殺されたという。 女性2人は、犯行直後タクシーに乗って逃走したとのこと。 また、金正男氏が毒殺されたという情報は、韓国の黄教安(ファン・ギョアン)大 ...
「中国人の男は一列に並んだ私たちを選んだ」北朝鮮女性、人身売買被害の証言
両江道(リャンガンド)恵山(ヘサン)の出身で、1990年代末に脱北したコ・ジウンさんは、中国で2度にわたり人身売買の被害に遭った。 問 初めて脱北したのは1997年9月、28歳のときだそうですが、何がきっかけでしたか? 答 友人から受けた影響が大きかったです。その友人は1度脱北し、中国で捕まり強制送還されたのですが、中国で見聞きしたことをいろいろと話してくれました。外の世界の情報にたいへん驚き、とくに韓国社会に対する関心が強まりました。そのとき、北朝鮮の政治こそが偽りであり、 ...
庶民は売春で破滅、金持ちは「精神病院パラダイス」…北朝鮮の薬物事情
北朝鮮には、通称「49号病院」と呼ばれる精神病院がある。しかし脱北者の証言によると、この施設は精神疾患を治療するのではなく、患者を収容するためにだけ存在するのだという。 北朝鮮の医療は、日本や韓国などと比べると崩壊状態にあると言っても過言ではなく、開腹手術を麻酔なしで行うような有様だ。そのような環境の中にある49号病院は、さぞかしひどい状態なのだろう――このように想像する人は少なくないのではないだろうか。 (参考記事:【体験談】仮病の腹痛を麻酔なしで切開手術…北朝鮮の医療施設 ...
【証言記録】死体を焼く匂いが常に漂う北朝鮮の刑務所
不法越境罪で逮捕され、2008年から2年間、北朝鮮の全巨里(チョンゴリ)教化所(刑務所)に収監され、人権を侵害されたキム・チャンミさんの証言を聞いた。 問:脱北したのはいつですか? 2003年2月、22歳のときでした。食べるものがなくて脱北したのではなく、中国に出稼ぎに行って一ヶ月で戻るつもりでした。ところが、中国で人身売買の被害にあったのです。 死体が病原菌を媒介 問:中国で逮捕された理由と、その時の心境は? 中国にいる時に子宮がんと診断されました。しかし、痛みを緩和する治 ...
強盗を裁判抜きで銃殺する金正日流の治安対策
混雑する車内で上がった悲鳴 食べるものがなく人びとが次から次へと死んでいた90年代中頃、北朝鮮の最高指導者金正日は、合法的な裁判手続きを経ずとも、現場の即決審判で犯罪者を処刑するよう命令を下した。筆者は1996年3月末、両江道(リャンガンド)恵山(ヘサン)の駅頭で行われた恐怖の即決審判を目の当たりにした。 銅の商売で恵山に来ていた私は、家に帰るために恵山駅から平壌行きの列車に乗った。慢性的な電力不足で数日間立ち往生していた列車は、鈴なりの乗客で足の踏み場もないほどだった。 い ...
北朝鮮メディア「脱北者がドローンで銅像を攻撃」と猛非難
北朝鮮の対外宣伝ウェブサイト「ウリミンジョクキリ(わが民族同士)」は14日、韓国の脱北者グループが無人機「ドローン」を使って、金日成氏、金正日氏の銅像を攻撃しようとしているとして、強く非難した。 わが民族同士は、署名入りの記事で「獣にも劣る人間のクズどもが、われわれの最高尊厳に挑むという天下の妄動を行っている」とし、「パク・サンハク兄弟など悪質越南逃走者どもが、無人機で北部国境地域の銅像を攻撃する試験を行った」と伝えた。 また、「特大型政治醜聞事件で史上最悪の危機に直面した朴 ...
【写真】大同江養豚工場を現地指導した金正恩氏
「テジ」とは 今年8月、金正恩氏は「大同江(テドンガン)ブタ工場(養豚場)」を現地指導した。この様子がテレビで放映されるやいなや、正恩氏を「テジ」と呼ぶことが流行りだしたのだ。 テジとは、朝鮮語でブタのことだ。庶民らは、放送を見ながら次のように悪口を浴びせかけるという。 「友達に会えて嬉しそうにしているな」 「ブタのなかでも人間の格好をしているやつが一番重そうに見えるな」 市内の市場では、まるまると肥えた家畜を「指導者級」と呼ぶ。もともと北朝鮮では、男性はふくよかな体型が好ま ...
金正恩氏の「ブタ工場視察」に北朝鮮庶民が浴びせる酷い悪口
米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)の平壌在住の情報筋によると、これまで金正恩氏を批判的に呼ぶ場合、「世間知らず」という言葉が使われてきたが、最近はよりひどい悪口を言われているという。 【写真】大同江養豚工場を現地指導した金正恩氏 「テジ」とは 今年8月、金正恩氏は「大同江(テドンガン)ブタ工場(養豚場)」を現地指導した。この様子がテレビで放映されるやいなや、正恩氏を「テジ」と呼ぶことが流行りだしたのだ。 テジとは、朝鮮語でブタのことだ。庶民らは、放送を見ながら次のよう ...
トランプ勝利は金正恩氏に「2つのハッピー」をもたらす
米大統領選でのドナルド・トランプ氏の大逆転勝利を受けて、安倍晋三首相や韓国の朴槿恵大統領は祝意を伝えるメッセージを送った。言うまでもなく、慣例上のものである。日韓両国とも、政府内は衝撃と不安で満たされているようだが、それについては様々な報道で紹介されている通りだ。 では、北朝鮮はどうか。公式な反応はまだないが、金正恩党委員長がトランプ勝利の報を受け、本心からの「祝杯」を挙げていたとしても筆者は驚かない。 同窓会を「血の粛清」 これは、正恩氏がトランプ氏に何かを期待している、と ...
村全体が消滅…北朝鮮・水害被災地の衛星写真が公開される
今年8月末の台風10号(ライオンロック)による水害で、甚大な被害が発生した北朝鮮北東部の衛星写真が公開された。米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)が報じた。 住宅が跡形もなく この衛星写真はGoogle Earthが掲載した、水害から2週間後の9月14日撮影のものだ。 下の写真には、咸鏡北道(ハムギョンブクト)の会寧(フェリョン)、茂山(ムサン)の被害の様子が生々しく記録されている。 (関連記事:【写真】水害で村全体が消滅した北朝鮮の被災地) 会寧では、豆満江(トゥマン ...
【徹底解説】北朝鮮の身分制度「出身成分」「社会成分」「階層」
第70条 公民は労働の権利を有する。労働の能力があるすべての公民は希望と才能に応じて職業を選択し、安定した職場と労働条件を保証される。公民の能力に応じて働き、労働の量と質に応じて分配を受け取る。 これは、職業選択の自由を謳った北朝鮮の社会主義憲法の条文だ。ところが、現実は異なる。北朝鮮には身分制度が存在し、職業選択はもちろんのこと、社会生活のすべての面において優遇または差別を受ける。この身分制度は一般的に「成分制度」などと呼ばれる。 北朝鮮当局はその存在を決して認めようとしな ...
「量刑はワイロで決まる」北朝鮮の常識
最近、北朝鮮の保安署(警察署)の待機室(留置場)は、容疑者で溢れかえっている。当局が犯罪撲滅のため取り締まりを強化したせいで、逮捕される人が続出しているのだ。ところが、犯罪は一向に減らないという。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。 咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によると、清津(チョンジン)市内の各区域の保安署の待機室は、逮捕された人があまりにも多く、すし詰め状態となっている。そこに加えて、容疑者の面会、差し入れにやってくる人も多く、保安署の前庭には長い ...
