文在寅批判の「美人過ぎる」野党議員…過去には「親日派」報道も
韓国最大野党・自由韓国党の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)院内代表が、文在寅大統領の「対日発言」を厳しく批判。そのことが日本でも報道されている。 羅氏は14日に開かれた党の非常対策委員会の会合で、「日本はもっと謙虚に」などと発言した文在寅氏の年頭会見について「日本を不必要に刺激したのではないかという話がある」と指摘。「文在寅政権が、反韓感情が極度に高まっている日本をどうにもならない状況まで追い込むならば、韓国への経済的な打撃はもちろん、韓米日同盟の弱体化に対する懸念が深まるだろ ...
夜な夜な金正日の「個人指導」に呼び出された天才美女の運命
北朝鮮の金正恩党委員長の父・金正日総書記は、ハデな女性遍歴で知られていた。彼の身近にいた女性としては、正妻の金英淑(キム・ヨンスク)、金正男の母の成恵琳(ソン・ヘリム)、金正恩の母の高ヨンヒ(コ・ヨンヒ)、晩年まで秘書として務めた金オクが知られているが、それ以外にも、絶世の美女と言われた禹仁姫(ウ・イニ)ら多数の女性と関係を持ったと言われている。 彼女らの運命は様々だ。成恵琳と禹仁姫は女優、高ヨンヒは舞踊家と、いずれも似た経歴を持っているが、末路は残酷なまでに明暗が分かれた。 ...
北朝鮮で「サウナ不倫」が拡大か…金正恩氏も止められず
北朝鮮の人々は大層な風呂好きだ。各地方都市には国営のスーパー銭湯が存在するほどだ。 朝鮮中央通信は2010年3月21日に配信した「勤労大衆の文明を花咲かす社会主義の恩徳」という全国のスーパー銭湯を紹介する記事で、その建設目的を次のように伝えている。 敬愛する将軍様の崇高な意志により、全国各地に作られた蒼光院式奉仕基地は、母なる党の人民愛の歴史と人民大衆中心のわが国の制度の優越性を伝え、広範な勤労大衆に真の社会主義の恵みを与える「恩情院」「恩徳院」と親しみを持って呼ばれている。 ...
北朝鮮は今後どうなる…建国70周年と米朝関係、非核化
北朝鮮は2018年9月9日、建国70周年を迎えた。 金正恩国務委員長(朝鮮労働党委員長)国際社会からの強力な制裁に抗いながら、2017年中に核兵器の「完成」を宣言。2018年に入ってからは対話路線に大きく方針転換し、韓国の文在寅大統領、中国の習近平国家主席と相次いで会談。6月にはトランプ米大統領との、史上初の朝米(米朝)首脳会談を実現させた。 34歳の若さでのこの「実績」は、実際のところ、祖父の金日成主席や父・金正日総書記と比べても遜色のないものと言えるだろう。 「ゴール」は ...
金正恩氏の「権威失墜」…北朝鮮の危険指数は世界最悪レベル
国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)は7日までに、北朝鮮南西部の黄海北道(ファンヘブクト)・黄海南道(ファンヘナムド)で先月下旬、台風19号により大規模な水害が発生し、76人が死亡、75人以上が行方不明になっていると明らかにした。被災民の数は少なくとも数千人、多くは5万人を超えるとの報道もある。 近年、北朝鮮では毎年、こうした水害が起きている。台風の大規模化の影響もあるが、北朝鮮当局の危機管理意識の低さが被害を拡大させているのは明らかだ。 (参考記事:金正恩氏の背後に「死亡事 ...
「非核化、トランプ氏の1期目の任期内に」金正恩氏が表明
北朝鮮の金正恩党委員長は5日に訪朝した韓国の大統領特使団と会った席上、トランプ米大統領の1期目の任期内に非核化を実現し、朝米関係を改善したいとの意向を示した。訪朝した鄭義溶(チョン・ウィヨン)青瓦台国家安保室長が6日の記者会見で明らかにした。 金正恩氏はまた、「最近の朝米交渉にやや難しさがあるものの、そうした時こそトランプ大統領に対する信頼は引き続き維持される」などと強調したという。 また青瓦台の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官が6日の記者会見で明らかにしたところでは、トラン ...
金正恩氏がトランプ氏に「言いたくても言えない」あの問題
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は18日、「米国内の政争が朝米関係を膠着させている」とする論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。 論評はトランプ米大統領を「対話派」と位置づけ、6月の米朝首脳会談についても、トランプ氏が「米国史上どの大統領もかなえなかった『幻想的な対面』を実現させ、全世界の歓呼と国民の大きな呼応を受けた」ものだと持ち上げている。 金正恩党委員長が、いかにトランプ氏を味方につけて置きたがっているかを、雄弁に物語るものと言える。 トランプ氏は7月20日、北朝鮮人 ...
金正恩氏の「美少女調達」システムに北朝鮮国民が怒り
北朝鮮国営の朝鮮中央通信は30日、金正恩党委員長が中国との国境に面した平安北道(ピョンアンブクト)の薪島郡(シンドグン)を視察したと伝えた。同郡には、2011年に「経済地帯(特区)」に指定された鴨緑江(アムロッカン)河口の中州・黄金坪(ファングムピョン)も含まれる。黄金坪は中国との共同開発計画があるが、主導していた張成沢(チャン・ソンテク)元党行政部長が処刑されて以降、中断している。 張成沢氏の処刑は、北朝鮮の政治経済に様々な影響を与えた。多くの人々が「一味」と見られて粛清さ ...
核実験場に消えた政治犯たち…金正恩氏「被ばく強制労働」隠ぺいか
過去には、橋梁の建設現場で500人が一度に死亡する地獄絵図のような大惨事が起きた。しかし、北朝鮮当局は事故の存在そのものを隠ぺいし、詳細は一切明らかにされなかった。 (参考記事:【再現ルポ】北朝鮮の橋崩落事故、500人死亡の阿鼻叫喚…人民を死に追いやる「鶴の一声」) 金正恩党委員長が核実験と大陸間弾道ミサイル実験の中止、さらには核実験場の廃棄を発表した。金正恩氏の方針転換に対して、米韓をはじめとする周辺国は懐疑的な目を向けているが、ある程度は歓迎せざるをえないようだ。実際に核 ...
北朝鮮「核・ICBM実験停止」を決定、核実験場も廃棄
北朝鮮の朝鮮労働党中央委員会第7期第3回総会が20日、平壌で行われ、核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験を停止するとの決定書が採択された。同時に、今後は経済建設に注力するとの方針も示された。朝鮮中央通信が伝えた。 金正恩党委員長は演説で、この間の核兵器開発について「国家核戦力の建設という歴史的大業を5年もならない短期間に完璧に達成した奇跡的勝利」であると総括。 続けて「核開発の全工程が科学的に、順次的に行われ、運搬打撃手段の開発やはり、科学的に行われて核の兵器化の完 ...
植えたそばから引っこ抜く…北朝鮮のお寒い植林事業
3月2日は北朝鮮の植樹節、つまり「みどりの日」だ。当局は住民を総動員して山に木を植えさせる事業を展開するが、植えても植えても山に緑が戻る気配はない。そのワケを米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じている。 咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋がRFAに語ったところによると、朝鮮労働党中央委員会は3月2日の植樹節を控え、「山林造成事業で一大革命を起こすことについて」という指示を下した。春の植樹に住民を総動員せよとの指示は道、市、郡の党組織から、各機関、企業所、人民班( ...
北朝鮮がユーチューブで工作員に指示を出すリアルな理由
ここ数日、「北朝鮮のスリーパーセル」なるものが話題になっている。国際政治学者の三浦瑠麗氏が、2月11日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ)で存在を主張したもので、一般市民に偽装して日本社会に潜伏し、有事に際して活動を始めるテロリスト(あるいはテロ組織)のことだという。 これに対しては、すでに「根拠がない」「妄想だ」などの膨大な数の批判の声があり、さらにはその批判に対する批判もある。またそのような議論を超越して、「200人ぐらいいる」とする専門家の解説も出ている。 筆者の個人 ...
韓国で「性暴力」の餌食になる脱北女性たち…被害は一般女性の10倍
北朝鮮国内でも深刻 ツイッターのハッシュタグ #MeToo を掲げ、自らの体験した性暴力の被害を告発するムーブメントが全世界的な広がりを見せる中、韓国でも1人の勇気ある女性が声を上げた。 昌原地検統営支庁のソ・ジヒョン検事は先月29日、イントラネットへの投稿で、2010年10月に上司のアン・テグン検事(別の不正行為で既に退職)からセクハラを受けたと内部告発を行った。 ケーブルテレビJTBCに出演したソ検事は、自らが受けた被害について語ると同時に、別の女性検事が男性検事にレイプ ...
北朝鮮外相「太平洋上での水爆実験」…金正恩氏声明
北朝鮮の金正恩党委員長は21日、トランプ米大統領が国連総会での一般討論演説で、「米国と同盟国を守ることを迫られれば、北朝鮮を完全に破壊する以外の選択はない」と発言したことを受けて、「史上最高の超強硬対応措置の断行を慎重に考慮するであろう」と反発する朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員長名義の声明を発表した。 (関連記事:金正恩氏「超強硬対応措置を考慮」…声明でトランプ氏に警告) 金正恩氏の声明をめぐり、国連総会に出席するため米ニューヨークを訪れている北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ ...
トランプ氏「完全に破壊」発言は北朝鮮国民にどんな影響を与えているか
トランプ米大統領は19日に行った国連総会での一般討論演説で、「米国と同盟国を守ることを迫られれば、北朝鮮を完全に破壊する以外の選択はない」と発言。核兵器開発を推進し、敵対的な姿勢を取り続ける金正恩体制に強く警告した。 トランプ氏の強硬な発言は世の驚きを誘ったようだが、これはまだまだ「コケ脅し」の域を出ていない。同氏は、いくらでもタダで出来る「口撃」は得意だが、莫大な戦費を要する軍事的な「攻撃」にはなかなか慎重な人物であると筆者は考えている。 この発言に対しては、国連総会に参加 ...
金正恩氏「超強硬対応措置を考慮」…声明でトランプ氏に警告
北朝鮮の金正恩党委員長が21日、朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員長名義でトランプ米大統領を非難する声明を発表した。朝鮮中央通信が22日、配信した。 トランプ氏は19日に行った国連総会での一般討論演説で、「米国と同盟国を守ることを迫られれば、北朝鮮を完全に破壊する以外の選択はない」と発言していた。金正恩氏の声明は、これに反発するものだ。 (関連記事:トランプ氏「完全に破壊」発言は北朝鮮国民にどんな影響を与えているか) 金正恩氏は、「米国執権者は情勢の緩和に役立つそれなりに説 ...