政治犯収容所などでの拷問・性的暴行・公開処刑の恐怖

  • キム・ユンチョル氏は、第15政治犯収容所の収容者仲間が他の収容者の面前で処刑されたと述べた。理由は、畑からじゃがいもを盗んだからであった。
  • キム氏はまた、燿徳の第15政治犯収容所では食べ残しを盗んだ者は懲罰棟の独房に入れられ、極度の飢餓状態にされたと述べた。キム氏は独房の経験を次のように語っている。
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「入れられたあと、戻ってくる者は多くなかった。独房では殴られ、1食30グラム、寒さも加わって収容者は弱っていった。[入るときには]体重50キロあった者が[独房から]帰ってきたときは20キロになっていた。」

  • 第18政治犯収容所の収容者だった証人は、牛糞の中に未消化物が残っていないか、棒でつじて探した。看守に見つかると、頭を蹴られた。深い傷がつき、歯を数本失った。他の収容者の中には、盗んだとうもろこしを口の中に隠そうとして殴り殺された者もいる。他の収容者が死体の口をこじ・開けてとうもろこしを取り出そうとし、激しく殴打された。

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調査委員会が知ったところによれば、意図的な飢餓に加え、収容者たちは生存に必要なものも奪われていた。冬には温度が摂氏マイナス20度にも達することがあるにもかかわらず、窓ガラスや十分な暖房もない掘っ立て小屋に住まわされていることが少なくなかった。毛布、スープ、生理用ナプキン、その他の衛生道具や調理器具は、めったに支給されないか、まったく支給されなかった。

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