旧ソ連では、体制に反抗する人々を「精神病患者」と決め付け、精神病院に強制入院させて薬物投与を行っていた。また、中国では同様の状況が未だに続いていると言われており、その実態を描いたドキュメンタリー映画「精神病棟」は世界に波紋を投げかけた。 一方で、北朝鮮の精神病院の実態についてはほとんど情報がないのが実情だ。 山の中の施設 そんな中で、米国の北朝鮮専門ニュースサイト「NKニュース」は、北朝鮮における精神医療について報道している。 NKニュースは、「北朝鮮の人々は精神疾患をどう治 ...

8月4日、韓国京畿道の非武装地帯(DMZ)で、北朝鮮が仕掛けた「木箱地雷」が爆発する決定的瞬間を韓国軍の監視カメラが捉えていた。爆発によって韓国軍兵士2人が足を切断するなど負傷している。 DMZでは近年、北朝鮮の兵士が徒歩で南側に入り、亡命するなどの出来事が相次いでいた。そのため韓国側では当初、北朝鮮が兵士の脱北防止のために地雷を埋設しているものと見ていたフシがある。しかし、自軍兵士が負傷したことにより、事態は一転して南北の対決モードに突入してしまった。 韓国軍の監視カメラの ...

北朝鮮は海岸や河川周辺などに、こうした「木箱地雷」を大量に埋設しているとされる。 (関連記事:【動画】金正恩氏、スッポン工場で「処刑前」の現地指導】)

英国外務省は、自国民に「北朝鮮での手術は避けるように」と勧告した。 英国外務省は29日、「北朝鮮の医療施設と医師のリスト」という4ページの資料を公開。北朝鮮の医療施設は劣悪で、衛生水準は基準以下だとしている。病院には麻酔薬がない場合がしばしばあるため、北朝鮮での手術はできる限り避けることや、即時帰国するように勧告している。 【関連記事】 仮病の腹痛を麻酔なしで切開手術 北朝鮮の住民は、伝染病になすすべがない 実際、麻酔なしで手術を受けたことのある脱北者は、「メスを入れたお腹か ...

北朝鮮の20~30代の秀才たちが、ITエンジニアとして中国や東南アジアに派遣され、現地の民間企業から高額の報酬を得て働きながら、本国からの指令を受けるやハッカーに変身し、韓国など諸外国へのサイバー攻撃を遂行しているという。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が27日、複数の事情通の話として報じた。 RFAによれば、北朝鮮のエンジニアたちは主にゲームなどのコンテンツ制作会社に就職し、多くは5000ドル前後の月収を得ており、そのうち2000ドルほどを国に上納。彼らの人数はお ...

北朝鮮は、遠からず崩壊する――。 もう20年以上も前から言われ続けている言葉だが、それが現実のものとなる兆しは、これまでまったく見えてこなかった。しかし今度は、もしかしたら、もしかするかもしれない。 北朝鮮で、朝鮮人民軍や朝鮮労働党高官らの脱北が相次いでいるのだ。 些細なことで側近らを銃殺 韓国メディアは今月初め、北朝鮮のパク・スンウォン朝鮮人民軍上将が5月初め頃、ロシア・モスクワにある第三国の大使館を通じて亡命したと報じた。 パク氏は、朝鮮人民軍総参謀部の副参謀長などを歴任 ...

安保法制で高まる北朝鮮からの「核報復」リスク 安全保障関連法案が16日に衆院を通過し、参院での審議が始まる段になっても、核武装した北朝鮮と軍事的に対峙することにより生じるリスクについてはは、まったくと言っていいほど検討されていない。 日本は絶対に、北朝鮮の核問題を素通りしたまま安保法制を成立させるべきではない。その理由を以下に述べる。 日本海が「戦場」に 国会で安保法制関連法案の審議が進んでいることを受け、北朝鮮内閣などの機関紙「民主朝鮮」は6月2日付の論評で、次のように警告 ...

観光産業の活性化に力を入れている北朝鮮が、特大級の大風呂敷を広げた。2017年の外国人観光客の誘致目標数は、なんと100万人。2020年には200万人を目指すという。 大韓貿易投資振興公社(KOTRA)が発表した「北朝鮮の観光市場の現状」と題した資料によると、ここ数年、北朝鮮を訪れた外国人観光客数は年間8万人規模だ。 観光で成功のラオスと比較すると… 資料によると、北朝鮮を訪問した中国人観光客の数は2012年4500人、2013年2900人、2014年1500人となっている。 ...

実際に食べてみたら… 韓国製チョコパイの代用品として登場したのが、北朝鮮製のチョコパイだが、評判の方はイマイチだ。 北朝鮮で、「北朝鮮産チョコパイ」を食べたデイリーNKの内部情報筋は次のように語った。 「チョコパイの生産は、今年の5月から生製が始まり、6月から開城工業団地の労働者に配られるようになったが、評判はイマイチ。やはり韓国製のチョコパイにはかなわない」 北朝鮮のお菓子会社「金カップ体育人総合食料工場」のチョコパイは、中国からバターやチョコレートなどの原材料を輸入して製 ...

北朝鮮が、米国の専門家からの「生物兵器の開発疑惑」に対する指摘に、激しく反応している。 米ジョンズホプキンス大の北朝鮮分析サイト「38NORTH」は9日、北朝鮮が農薬の開発施設であると主張する平壌生物技術研究所について、「生物兵器の生産が可能」であるとと指摘するメリッサ・へナム不拡散センター研究員の論文を掲載した。 同研究所は、金正恩第1書記が最近、現地指導に訪れている。 北朝鮮の国防委員会政策局の代弁人は、こうした指摘について「言い掛かりである」「謀略とねつ造が彼らの体質に ...

北朝鮮の東海岸(日本海側)では、イカ漁が最盛期を迎え、北朝鮮全域からイカ漁に従事する人が押し寄せ、「ゴールドラッシュ」ならぬ「イカラッシュ」となっているとデイリーNKの内部情報筋が伝えてきた。 紹介料「イカ50匹」 咸鏡北道(ハムギョンブクト)の内部情報筋によると、「咸鏡道の新浦(シンポ)、利原(リウォン)、端川(タンチョン)、金策(キムチェク)などの港町には、普段の人口の倍以上の人々が押し寄せて来ている」と語る。 港周辺の住民は、イカ漁にやって来た人々に自宅の屋根裏部屋を貸 ...

韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相は9日、ソウル市内で開かれた討論会で、北朝鮮の金正恩政権が発足から3年半の間に約70人を処刑したと述べた。 父親である金正日総書記の執権時には、同期間における処刑は約10人で、現在はその7倍のペースで「殺戮」が行われていることになる。 崩壊の前兆か また、こうした恐怖政治が北朝鮮の海外駐在員や派遣労働者に相当な影響を与えているようだとし、そうした人の中には韓国に亡命する人も少なくないと説明。「次第に恐怖政治が強まって経済状況が悪化し、人権侵害 ...

北朝鮮が未曾有の食糧難「苦難の行軍」の真っ只中にあった1998年。平壌の南にある黄海北道(ファンヘブクト)の松林(ソンリム)市の黄海製鉄所で事件は起きた。 事の発端は数ヶ月前に遡る。製鉄所の支配人、責任秘書が集まって10万人近い従業員のための食料をいかにして調達するかを議論していた。 出された結論は、製鉄所で製造している圧延鉄板を中国に輸出してトウモロコシと交換するというもの。彼らは中央に報告せず事を進めることにした。報告したところで、圧延鉄板は軍需用という理由で輸出が許可さ ...

光州事件、5・18光州民主化運動と呼ばれる事件が起きたのは、35年前の1980年のことだ。 1979年12月12日のクーデターで政権を握った全斗煥氏が翌年5月17日に韓国全土に戒厳令を発令、それに反発した全羅南道光州市の市民の抗議活動を武力で鎮圧したものだ。 暴力的な鎮圧で、政府に公式認定されただけでも現場での死者165人、後遺症による死者が376人、行方不明者76人、負傷者3139人という膨大な犠牲が出た。実際の犠牲者数はこれをはるかに超えると言われている。 北朝鮮の労働新 ...

北朝鮮が未曾有の食糧難「苦難の行軍」の真っ只中にあった1998年。平壌の南にある黄海北道(ファンヘブクト)の松林(ソンリム)市の黄海製鉄所で事件は起きた。 事の発端は数ヶ月前に遡る。製鉄所の支配人、責任秘書が集まって10万人近い従業員のための食料をいかにして調達するかを議論していた。 出された結論は、製鉄所で製造している圧延鉄板を中国に輸出してトウモロコシと交換するというもの。彼らは中央に報告せず事を進めることにした。報告したところで、圧延鉄板は軍需用という理由で輸出が許可さ ...