北朝鮮の人権問題を追及している民間団体が北朝鮮国内で公開処刑が行われた場所などを示したマップを作成し、15日に報告書を発表した。 韓国・ソウルに本部を置く「転換期正義ワーキンググループ(Transitional Justice Working Group=TJWG)」は、北朝鮮の政権が行っている人権侵害を記録することで、そのような行為をやめるよう警告すると同時に、将来的な加害者の法的処罰の可能性を高める目的で、このプロジェクトを進めてきた。報告書の発表は、2017年7月と20 ...

ロシア軍がウクライナに対する侵略を開始したのは先月24日のこと。だが、朝鮮労働党機関紙・労働新聞など北朝鮮の国内向けメディアは、このことについて一切報じていない。朝鮮中央通信が、外務省報道官らの「ウクライナ事態の根源は米国と西側の覇権主義政策」にあるとの認識を報じただけだ。 一方で、朝鮮労働党の党員に限っては、ロシアの軍事行動について情報が伝えられていると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。 平安北道(ピョンアンブクト)の幹部は、道内各地域の党委員会が先月2 ...

泥だらけの道を行進中に手足が揃っていないと上官から蹴りつけられる。何か間違いを起こしたのか、上官から怒鳴りつけられる。 いずれも、中国側から国境の川越しに撮影された朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の女性兵士の悲惨な生活を収めた動画に写った光景だ。YouTubeチャンネル「アリランday」が今年8月に公開した動画には、非常に興味深いシーンがいくつも収められている。 北朝鮮当局は現在、脱北、密輸をより効果的に防止するために、国境線沿いにコンクリート壁と高圧電流の流れる電線の設置を進めている ...

彼らは、目的のためには手段を選ばない。 (参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…) (参考記事:中国で「アダルトビデオチャット」を強いられる脱北女性たち) 韓国で「脱北美女」タレントとして活動していたイム・ジヒョンさんが突然消息を絶ち、昨年7月に北朝鮮の対外向けプロパガンダメディア「わが民族同士」に登場したことで、韓国社会には波紋が広がった。 彼女がいかにして北朝鮮に戻ったかは、未だミステリーのままだ。脱北して中国に潜伏していた当時、生き伸びるために出演し ...

根強く拡散する「金正恩影武者説」について、金正恩氏の写真を見比べながら検証してみたい。よく影武者説の根拠として挙げられるのが「耳の形が違う」だ。まずは2012年から2020年3月までの金正恩氏「右耳」の形がよくわかる写真をセレクトしてみた。 完全な同ポジションではないが、耳の特徴は一致している。また、右眉毛の上のキズのようなシワも金正恩氏の特徴として挙げられる。体重が増加したため、印象はかわっているが、顔の個々のパーツがほぼ同じことがわかるだろう。2012年から2020年3月 ...

北朝鮮の金正恩総書記が、別人のように変貌したと言われている。 2010年の初登場以来、金正恩氏はサイドを高く刈り上げる「覇気ヘア」を貫いてきた。北朝鮮では金日成氏、正日氏と最高指導者の服装やヘアスタイルを真似るのはある種の慣例で、「覇気ヘア」も青少年に半ば強制されたとされる。金正恩氏ほどではなくても、理髪店に行くと何も言わなくても勝手に覇気ヘアにされたという。 金正恩氏の覇気ヘアが変わったのは8月だ。 7月30日、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)第1回指揮官・政治活動家講習会での金正恩 ...

荷物を持って一斉に立ち上がり、不安げに何かを見守る女性たち。中には急いで逃げ出す人もいる。これは、中国国境に面した北朝鮮の両江道(リャンガンド)の恵山(ヘサン)で撮られた動画だ。 【動画】取り締まりに逃げ出す「イナゴ商人」たち 撮影はおそらく、川向うの中国側から望遠レンズを使って行われたものと思われ、画質は良好ではないものの、人々の不安な表情はよく見て取れる。 女性たちは、公式に認められた市場の外の路上で露店を開き商売する「イナゴ商人」たちだ。 本来、商売をするには市場使用料 ...

7月中旬に北朝鮮軍の女性兵士らの様子を撮影したとされる複数の映像がYouTubeで公開され、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が特集を組んでいる。 映像は、何らかの工事現場や畑で作業を行う女性兵士たちの姿を撮影したものだ。暑い夏の日に、これといった装備もなく、大きくて重そうな石を運んだり、農作業を行ったりする様子はいかにも辛そうだ。(動画:女性兵士、赤裸々な日常)

護衛司令部は、北朝鮮における超エリート部隊であり、対象者は朝鮮労働党の組織指導部護衛総局、通称「5課」で選抜される。韓国紙・朝鮮日報が以前報じたところでは、金正恩総書記の第1線警護(身辺警護)は護衛司令部、第2線は国家保衛省と朝鮮人民軍保衛局、第3線の外郭警護は社会安全省(警察)が担当する。 下の写真は2018年4月に板門店で南北首脳会談が行われた際、金正恩氏の専用車を囲む警護員たち。

窒素肥料の原料である硝酸アンモニウム(硝安)は、燃料油と混ぜることで「硝安油剤爆薬」という非常に安価な爆発物に化ける。昨年8月、レバノンの首都・ベイルートで発生した大爆発事故の原因も、倉庫に積まれた大量の硝安だったと言われる。【動画】ベイルート大爆発の瞬間…巨大なキノコ雲と衝撃波 第2次小泉再訪朝の1ヶ月前の2004年4月22日午後、中朝国境に近い北朝鮮の龍川(リョンチョン)駅で、文字通り大地を揺るがす大爆発が起こった。半径数百メートル以内にある8千棟の建物が吹き飛び、包括的 ...

窒素肥料の原料である硝酸アンモニウム(硝安)は、燃料油と混ぜることで「硝安油剤爆薬」という非常に安価な爆発物に化ける。昨年8月、レバノンの首都・ベイルートで発生した大爆発事故の原因も、倉庫に積まれた大量の硝安だったと言われる。  

第2次小泉再訪朝の1ヶ月前の2004年4月22日午後、中朝国境に近い北朝鮮の龍川(リョンチョン)駅で、文字通り大地を揺るがす大爆発が起こった。 下の写真は、事故前年の5月13日に撮影されたものと、爆発から18時間後に撮影されたものだ。前年5月の写真では駅前大通りを中心に左右にマンションや住宅が密集している。爆発後の写真では、黒煙が駅周辺を覆って、火災が続いていることを示している。

 ※この記事には、暴力的、猟奇的な記述が含まれています。 1991年10月中旬、北朝鮮の咸鏡南道(ハムギョンナムド)新浦(シンポ)市の裁判所で、ひとりの男に死刑判決が下された。パク・ミョンシク。12人もの命を極めて残忍な手口で奪うという、北朝鮮史上まれに見る連続殺人の犯人だった。 事件の発端は1990年4月。新浦に住んでいたパクは、肝硬変を患っていた。大都市咸興(ハムン)の病院を訪れ名医の治療を受けたものの、病状が好転することはなかった。そんなある日のこと、仲の良い同僚からよ ...

韓国経済の「危機説」が語られるとき、よく原因として想定されるのが輸出の停滞だ。サムスンはじめ国の屋台骨を支える財閥企業が打撃を受け、国全体が揺らぐというシナリオである。だが実際のところ、膨大なキャッシュと投資余力を持つ財閥はそう簡単には転ばない。それよりも「金融リスク」と「行政リスク」の方が、より差し迫った危機なのだ。 韓国銀行(中央銀行)が9日に明らかにしたところによると、11月の家計の銀行からの借入は、1カ月前より13兆6000億ウォン増加した。月間の家計向け融資増加幅で ...

米国務省は1日、北朝鮮の制裁逃れを摘発するため情報提供を呼び掛ける特設サイトを開設した。情報提供に対しては、最大500万ドル(約5億2000万円)の報酬が支払われるという。 同省は特設サイトで、「北朝鮮の不法行為を阻止しようという国際的な取り組みを支援するため、北朝鮮を支援する特定の活動(マネーロンダリング、北朝鮮への高級品の輸出、特定のサイバー行動、WMD(大量破壊兵器)の拡散を支持する行動など)に関与する人物に関する金融メカニズムの混乱を招く情報と引き換えに、米国当局は『 ...

韓国の文在寅大統領の「30年来の友人」が当選した蔚山(ウルサン)市長選に不当に介入したとして、韓国のソウル中央地検は2020年1月29日、現職市長と政府高官ら13人を公職選挙法違反などで在宅起訴した。 起訴された面々には宋哲鎬(ソン・チョロ)蔚山市長と黄雲夏(ファン・ウナ)元蔚山地方警察庁長のほか、韓秉道(ハン・ビョンド)元政務首席秘書官、白元宇(ペク・ウォヌ)元民情秘書官、朴炯哲(パク・ヒョンチョル)元反腐敗秘書官、チャン・ファンソク元均衡発展秘書官室先任行政官、ムン・ヘジ ...